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GLAlog-027/東山魁夷と谷口吉生03

最終更新: 3月1日

GLAなみなさま、あけましておめでとうございます。

既に二月。

もう、、、ブログ専門スタッフ雇います。

ほんとに、一ヶ月に一回更新できないとは。。。

そして、また書けずに悶々とする日々を過ごしてまいりました。


最近では、SNSすら投稿できていない始末。


もう、応援してくださいなんて言えません。

緩く付き合ってください(涙)


「建築大賞」で賞をとってから

北海道大学や北海道科学大学から

学生の講評に来てもらえないか?と

ありがたいお声がけを頂いたりと、

仕事以外に、建築家らしい活動をできるようになってまいりました。


また4月から北海道科学大学で非常勤講師も始まります。

もともと、教えることが好きな部分もあり

若いこれからの学生の役に立てるのは本望であります。

この北海道から優秀な設計者がどんどん増えていくことを期待してやみません。


とうことで、バタバタだったんだろうな

と匂わせておきます(苦笑)


では、気を取り直して、

「東山魁夷と谷口吉生」第3弾。

シリーズ最終章。

巨匠同士のタッグ。

今回は、東山魁夷せとうち美術館をご紹介します。

こちらは、香川県の坂出市、海に面する敷地です。


四国建築行脚をしたときに立ち寄りました。

もちろん、目玉建築の一つです。

この四国行脚もかなり大変だったんですよ。。。

その辺の面白い思い出もいつかお伝えする日が来るかもしれません。

初めての心霊体験なんかもあったり。

やはり、日本の原風景ですよねぇ。えぇ。


もとい、もはや結構前の記憶なのですが

そこそこ、遠かった気がします。

バスだったか、タクシーだったか。。。


車に揺られ、やや日が暮れた頃につきました。

直線のアプローチの延びた先に

美術館が待ち構えております。。。


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いきなりときめきます。


グリーンのスレート石をまとった直線の構成。

低いヴォリュームが周囲となじみます。


開く、閉じるを明快にした構成は

外観に強く表れ、中でどんな空間に出会えるのだろうかと

期待を膨らませてくれます。



期待を裏切らない美しい庇とガラス面。

くるりと回ると、瀬戸内海を見渡すカフェが。

そしていつもの石の質量感を消すような、美しい角のディティール。

軽やかに延びた庇は、カフェから見ると綺麗に風景を切り取っています。

大きな壁がこの建築の肝。

小振りでシンプルな造形。

" 引用元 http://1955nonnon.jugem.jp


そして、

内部空間もシンプルながら抑揚の利いた構成となっております。

白を基調として絵画を引き立てます。

階段を上り二階の直線的ギャラリーへ。

" 引用元 http://1955nonnon.jugem.jp


展示点数もとても多いわけではなく、小振りな建築の為

人と、絵画と、建築とがとてもフィットする、家の延長のような空間です。

この階段を下りて、

" 引用元 http://1955nonnon.jugem.jp


元のエントランスにぐるり戻ってきます。

正直、絵画的にはこれで終わり?という感覚です。

少しものたりません。


階段室も実に美しいです。

天井は人工光。

下部は自然光。

全てが間接的に扱われ、柔らかな光に包まれ

穏やかな気持ちになります。



とはいえ、美しい建築を目の当たりにしている僕は

海を眺めながら珈琲を飲む余裕もなく。。。

絵画と建築に気持ちを高揚させながら、あちこち、うろうろしてしまう。

やや、不審者です。。。


そして、美術館としてはめずらしく

天井の高さが非常に低い。写真ではわからないかもしれませんが

手を伸ばせば天井が届きそうなくらいのスケール感覚です。

" 引用元 http://1955nonnon.jugem.jp


実に、素晴らしいスケールで構成された建築でした。

その緊張感は、谷口建築ならではの物ではありますが

小振りなだけに、より研ぎ澄まされている印象を受けました。

少なからず、現在の自分に影響を与えた建築であることは間違いありません。

この密度で、精緻さで建築をつくらなきゃという

お手本のような建築。

また、ゆっくりと見に行きたい。そう思います。


周囲はまだまだ、このような民家も残され、

杉板張りの雰囲気の良い日本が残っております。

アルミサッシュは残念だけど。

そしてちょっと歩くと、子供たちが遊べるような浜辺もあります。

いかがでしたでしょうか?

三部に渡り、ご案内した「東山魁夷と谷口吉生」。

建築を中心とするブログなので絵画に触れずらかったのですが

非常に、日本人の心に訴えかける素晴らしい作品ばかりです。

その、色彩の透明感は、現代でも決して色あせることはありません。


GLAファンの方なら気づいていただけたかもしれませんが

実は我が家「森の素形」の玄関にも。。。

東山画伯の絵が飾られております。


残念ながら実物ではありませんが、

家の中に飾ってもうるさくない画家のひとりですよね。

ぜひ、誰の絵を飾ったらよいかわからない方は参考にしていただければと思います。

因みに、横の青いタイルに呼応させて統一感も出しております。

以上、珍しくテーマを決めた三部作でした。

また不定期更新ですが、建築の楽しいお話ができればと考えております。


なお、たまに伺う「ことに眼科クリニック」さんでも

大きな魁夷の絵を見ることができます。

僕はいつもその絵の見やすいところに座ってみています。

興味ある患者がほぼいないことが寂しいですが・・・


では次回、なるべく、早い段階で更新します!!!


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