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  • 執筆者の写真 GLA

GLAlog-031/VENICE to EBETSU

GLAな皆様、こんばんは。

前回のお・し・ま・い・DEATH宣告から脱出すべく半ば強引に執筆します。

乱筆の可能性大です。


インスタやフェイスブックより若干重めに書くという

方向転換をいたしましたので問題ないかな?あるかな。

いや、あるかぁ。。。


にしてもですよ、半沢直樹の最終回をお預けにして・・・

仕事の雑務をこなさなければならないのに・・・

描かなきゃならない図面も課題も山積なのに・・・

ブログ書きます。


なんでしょう。

この脅迫感。。。

いや、責任感。。。


なんとですよ、スローライフを標榜する設計事務所GLA、、、

のはずなのですが、ありがたいことにお仕事を色々と託していただいて

事務所は大変に賑やかな状態であります。

狭いデスクの上が、いくつものプロジェクトの資料の山ができています。


しかも、狭い事務所にコピー複合機をついに入れてしまいました。

も―――――う!狭い!!!


うちに来たことのある方は笑っていただけるかもしれません。

カタログ棚もさらに増設した。


さらに、狭い(笑)


サンプルはどんどん積まさるし、紙の印刷物はかさばるし、、、


いやいや、愚痴じゃあありませんよ。

全て自己の責任なのです。

GLAは整理整頓を心がけているので

綺麗にしているつもりですが、一瞬で汚くなります(苦笑)


しかも、真夜中に、ピーピーピーピーって設定変更のお知らせがなって

ガーガーガーガー音が鳴るんですよ、コピー機くん。

めちゃめちゃ、ホラーですよこれ。

怖い怖い怖い怖い。

けど、頑張って書きます。


さて、気がつけばもう9月も終わりですね。

いくつかのプロジェクトがこの9月に工事契約になりました。

そして来月からは現在進行中のプロジェクトが引渡しになってゆきます。

なんと、気づけば契約済みの案件が7つ動いているわけです。


その中には大き目なグループホームもあるのです。


来年の4月からどんどん工事が始まるのですが

果たして、私は生きていられるのでしょうか。。。


考えるだけで恐ろしいDEATH。。。


早め早めの設計をしなければ・・・

それでも来年いっぱいに渡って

素敵な作品が生まれてゆきそうです。

どれもこれも、こだわりの建築になってゆきそうで、

いまから楽しみでなりません。

読者の皆さんも楽しみにしていてくださいね。


本当にこんなうれしい悲鳴はありません!(涙)

若干本当の悲鳴も発していますが(笑)


もし、GLAをサポートしてくれる方がいれば

積極的にお声がけください!

お待ちしています!

ちゃんと図面描く自身のある方限定です!


さてこんな近況を過ごしているわけですが

「VENICE CREVASSE」をWORKSに

アップしておりますのでぜひご覧ください。



お客様のご厚意で改めて載せさせていただくことになりました。

自分としてもとても苦労した案件だっただけにとても思い入れも強い。


規模的にも大型でしたので空間が冗長にならないよう

随分色々と仕掛けて、密度を高めていきました。

写真で全てを表現できているわけではありませんが

大枠は捉えていただけるのではないかと思います。


「構成」「光」「素材」という自身の

3本柱を強く意識して設計ができた案件でもありました。

お客様も、素材を見る目が非常に長けていて

何度も何度も様々にご提案して全体を構築した記憶があります。


いまでも忘れませんが、このようにお話しされました。


「子供の頃ね、異形鉄筋でできた柵を見たの。」

「それがとても美しいと思ったのよね。」と。


こんな感性豊かな女の子がいるのでしょうか。

さすがの私も、そこまで感性が豊かではなかったと思います。


そんな経緯から玄関先を彩るのに

土壁「版築/ハンチク」というものを採用しました。

土を型枠に詰め込んで一層ずつ突き固めてゆくものです。

それはそれは左官屋さんは大変そうでしたが、

とても重厚感を備えた美しい仕上がりとなりました。

薄暗い玄関上部から柔らかく落ちる光が

その質感のある土壁を浮き立たせております。






床はタイルではなく、北海道神宮の床がいいと仰られ

改めて神宮に足を運び、実物を見に行ったりしましたね。

写真をお見せして、ここの床のことですか?!

なんてやり取りをひとつひとつしました。

そしてこの案件からダウンライトを減らし始めました。

どうも当たり前のように使っているダウンライトですが

この頃から疑問がわき始めて、良くないと感じてしまったのです。



つまりは、日中お仕事で疲れ切って帰ってきたところ

煌々と頭上から明るい人工光が降り注ぐわけです。


まだ、電球色であればよいですが

昼白色となると最悪です。

一日の疲れをとり、

ゆっくりとリラックスして就寝へ向かう時間に

目を覚ますかのようなキンキンとした光が降り注ぐのです。

これは変だ、と。

そうして改めて名作住宅を振りかえると

煌々とした光を持ち込んでる建築家なんていないんですよね。

ちゃんと、夜は寝るようにできてる(笑)


戦後定着した、白い清潔な光の信仰。

いまだに、その信仰は続いています。。。


なんと、ちなみに私も現在白い目の覚める灯りの下

このブログを執筆しております(笑)

25時廻ってるのにキンキンです!

じゃないと、寝ちゃうから・・・

キンキンの白い光に、ガンガンのブルーライト、

寝る直前まで携帯を見る。。。

言ってることとやってることが全く違います!

いやー、酷使していますね。


令和2年。

「24時間頑張れますか」を体現すべく

常に念頭に置いて仕事に邁進しています(笑)。


しかし、昭和はすごい時代だった。

本当に、頑張ってくださった皆様のおかげで

豊かな日本で今の僕らは生きていると実感します。

けど、24時間は頑張れません(笑)

気持ちだけ24時間頑張りますっ!!


小さい事務所なんで、細々とではありますが

自分なりの仕事で、自分が関われる範囲においては良い仕事を残し、

住まい手に感動を与えてゆきたいと強く思う次第です。


生きる最大の目的は「感動すること」

だと勝手に思うわけですが、少しでも感動させられるよう

研鑽を続けて、感動する空間を提供し続けたいと思っております。


話は変わりますが、

江別の住宅も大分進んでまいりました。

緑に映える、渋めのレッド。


建築は環境に馴染ませるか、対峙させるかで作ってゆくしかありません。


今回は、牧草地に隣接するということもあり、

北海道らしいサイロや倉庫、古民家などに

よく見られた屋根板金の赤色を彷彿させたいと思い

対峙しながらも、記憶の中では受け入れられる色を採用したつもりです。



道路面はまだ未完成なのでまたの機会に!


内部も着々と進み、内装材のラワン合板貼工程へ。

ラワンはとても魅力的な表情を持っているのですが、

実に表情が多用でもあります。

白っぽいもの、黄色っぽいもの、赤っぽいもの、黒っぽいもの。

多数が赤系統なのですが、バラバラに入ってきてしまいます。


今日はお施主様とラワンの色味をすべてチェックして

仕訳して、色別に使う部分などを検討してきました。

迫力のある雰囲気になってゆくのだろうなと楽しみでおります!


それでは今日はこの辺で。


ちょっと唐突過ぎますかね。

いやー、慣れない。

短いブログ。


後ろ髪惹かれますが、筆をおきます。

強制終了です。はい。


またの更新をお楽しみに!


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