NODE

北欧デザインを愛する夫妻はYチェアに似つかわしい空間を求められた.

深い軒のある玄関アプローチの先には白色塗装された木板がランダムに立ち並んでいる.

その木立に沿って歩みを進めてゆくと階段が現れる.

その上部には空を切り取った大きな窓が穿たれており,黒く塗込められた階段には光が降り注いでいる.

この階段を結節点に,2つの天井高を持つリビングとダイニングは貫入しながら連なり,先の白い木立の奥に配されたキッチンへと続いている.

これら諸室には庭が対となって配されたことで,生活空間は落ち着いたスケールを携えながらも伸びやかで開放的な雰囲気を纏うこととなった.