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  • 執筆者の写真 GLA

GLAlog-013/GLApj-4「リノベ」と師走

更新日:2020年3月1日


みなさん、こんにちは。

今日は大みそかです。

2018年もとうとう終わりを迎えてしまいますね。


北海道命名150周年。

そんな節目に独立。

北海道を愛する僕としてはとてもしっくりきます。


先日12/28日にReplan123号に特集していただきました。

少しずつメディアに出て行ければ嬉しい限りです。

また、自邸のオープンハウスも初めて行うなど精力的な12月でした。

「きらりと光る北の建築賞」もいただき一定の結果が残せた一年です。

実作が少ないのでまだまだ物足りてはおりませんが。


さて、そんな師走。

なんだかんだあっちこっち行ってました。

遊びではありません。

半分だけ仕事です。

半分忘年会?のような。。。


ニセコに旭川。

たまたま知り合いが九州からニセコに視察に来るというので

便乗させていただくことに。

北海道でもニセコだけは異常で、もはや海外なのです。

なにが海外かって、そう、日本人がほとんどいません。

外国人ばかりなのです。

つまりは多くの別荘が立ち並び

外資系の建築が我も我もという形でひしめいております。


そんなニセコで落ち合い

随分と久しぶりの再会を祝い、まずはランチ。

新しくできたSKYE NISEKOへ。

写真右の建物。


連れられるがままに。。。


ホテルのフロントからして、日本人がいない。

レストランも日本人がいない。

日本語が通じない。

WOW。


とりあえず再開を祝い、共通の知り合いである

エディアランドスケープさんの音頭で乾杯。

勿論ノンアルでね。


日本語の一切ないメニューを見ながら

食事を注文し、近況報告などに花を咲かせました。


チェックもどこですればいいかわからない始末。笑

どうにか会計を済まし、SKYE NISEKOを後にしました。


案内のもと最近のニセコ事情を視察。


ここからが悲劇。

わざわざ、ニセコまで来たっていうのにすごい雪。。。雪雪雪。。。

建築が全然見えない。。。という。


見えるような見えないような建築をいくつか案内してもらいながら

新国立競技場の設計者である隈研吾氏の最新の建物も見ることができました。

でかい。。。このアングルからは見えませんが、まだまだ奥があります。



すでに隈氏の建築はいくつか建っているということで、

それもチラリとみてきました。が雪がすごい。。。


その他刺激的な建築も見ながら帰路に。


そこからが悪夢。


完全にホワイトアウト。。。

こなきゃよかった。。。と思う始末。

毛無山からのルートは。。。

札幌まで、恐る恐る車を走らせる。

こんなにも緊張しながら運転したことはありませんでした。

まったく雪しか見えない道路を

相当の時間を費やし、ようやく札幌へ。


もうこのルートではやめておこう。。。冬は、とくに。


そうこうして、夜の宴にも誘われるがまま突入。


とてもインスタ映えするちらし寿司があったので一枚。


なかなかおいしいお店でした。

大変刺激的な方々に囲まれ、運転の疲労で内心ぐったりでしたが

爆笑の絶えることのないとても良い時間を過ごしました。

建築とランドスケープの話。

やはり相思相愛でなければならない。

エディアさんは札幌でも随一のデザインを理解した外構屋さんです。

はやく、GLAとしても仕事を頼みたいところです。


さて、その後日

これまた半分お仕事で旭川に。

「表札から建築」までをモットーに活動をし始めておりますが

表札以外にもサインのデザイン依頼などもあります。


とある幼稚園のロゴデザインの依頼です。

その打ち合わせにクライアントが東京からいらっしゃるのでご案内。


待ち合わせの旭川駅に早く着いたので

内藤廣氏の心血を注いだと思われる駅舎を久しぶりに堪能する。

当然、何度も訪れているわけだが

やはり、この鉄の塊は来るたびに写真を撮ってしまう。

外の雪景色といい具合にマッチしている。

柱が少ないためにこのような外につながる印象が強まっているのでしょうか。

改札をくぐると

そこはとても暖かい空間。

木材を大量に使用しているのです。

色味も暖色で、北海道らしい雰囲気となっています。


均整の取れたプロポーションはさすがであります。

個人的には少し天井が高すぎるので温かみが少し薄れているのを残念に感じていますが

岩見沢駅といい、建築家が参加する駅舎が少しずつ増えているは嬉しい。

また、嬉しいのが人が安らぐ場所があったり、小さな美術館が入っていることだ。

こんな普段お目にすることのないでっかい一枚板のテーブルが設えられたりしている。

さすが木材の都市、旭川。

そんな素敵な空間にまっ黄色のカレーライスの旗はいただけない。。。

そうこうして時間を潰して、ようやく落ち合う。

有名店「天金」で旭川名物のラーメンを食べながら予定を確認する。


工場などをいくつか視察し打合せを済ませる。

写真は衝撃的なモダンアートのような塗装工場。。。笑

毎年こうなっちゃうそう。


そして仕事を済ませ、ここから大人の時間。

かねてから行きたかった

「独酌三四郎」へ。

聖地のような居酒屋だが、「孤独のグルメ」で取り上げられてから

なかなか入れないという。


かくいう私も、その番組で知ったクチなわけです。


意を決して名酒場へ。


席は小上りの座敷とカウンターのみ。

座敷に通してもらい

注文をいくつか。

ここの新子焼きが有名とか。

新子焼きとは若鳥の半身焼きのことである。


うちは鰻と新子焼きで始まったから食べてってと促されるままに。


なかなかに美味い。

たれが香ばしく食欲をそそる。

しらなかったが、旭川のソウルフードらしい。。。




もう。。。言葉はいりませんね。

これらをつまみに建築話に花を咲かせました。

孤独のグルメとはいきませんでしたがしっぽり二人飯です。

久しぶりにクライアントとはいえ気持ち悪いくらいの建築オタクっぷりで感動しました。

随分とあれこれと話した後

翌日、自邸を見学したいということでその夜のうちに札幌へ移動。

帰りの旭川駅の外観。

思ったよりも樹木のような柱の構造美を感じにくかったのは残念。

時間帯によるんだろうか。。。


札幌までも、様々に意見を交換し刺激的な数時間となりました。




さてさて、またその後日。

もうそろそろ正月の準備をしないとということで、

伊藤千織さんの個展が間に合ったので見に行ってきました。

札幌の中島公園近くにある、小さなギャラリー。

GALLERY 創。


目的は、彼女の作品であるリース。

クリスマス前ではあったけど、正月のリースが何年も前から気になっていて

新築したら買おう、と決めていたのでした。


ちなみに、このビル北海道の建築界では有名なビルでもあります。

AG総合設計のかっこよいビルなのです。

なかでもこのアプローチの階段は札幌の中でもかなり好きな階段です。

なんせ、プロポーションと素材がいい。

近くから見るとまたいい。

ドブ付メッキ鋼板にコンクリブロック、くすんだ緑の板金、クラッシュ煉瓦。。。

軽やかさがたまりませんね。


なんせ、好きな素材ばかり。

それで肝心の伊藤千織さんは、ペーパーリースのデザインで著名な方です。

家具や小物などかわいらしいものをたくさん生み出しております。


下の作品は、インスタ映えするために作ったようなことを話してましたが

真ん中から顔を出して記念撮影するようなのです。

ぼくも撮られてしまいました。

後日写真もらえればアップいたします。

小さいギャラリーに適度に飾られています。

作品たちはユポ紙という強い紙でできています。

なので、椅子にもなってしまうのです。

座ってみましたがまったく、違和感がない。

むしろ座り心地もよかったです。


壁の左側のリースが、クリスマス用のリース。何種類もあります。


この椅子は、魚が入っていた廃材の木の節を上手に配置して座面を作っています。

東京の百貨店の為のデザインとのことで、節=24ということで24万円です!!!

そしてこれがお目当ての正月リース。

先日組み立てて飾ってみましたが、なかなかに素晴らしく

やはり、僕の中ではヒット商品です!!!

これで5000円くらいだから皆様も買ってみてはいかがでしょうか。

一気に幸せが家にやってきたような感じです。

とここまで、年末のだらだらとした生活を書いてきましたが

ここからが本題。


20年ほど経過したマンションのリノベーションを設計させていただけました。

お客様に似つかわしいデザインをあれこれと考えて

がらりと雰囲気を変えてしまいました。

エレガントな空間が似合う方だったので、

普段あまりここまでデコラティブにはしませんが、

今回はインテリアデザイン要素が強いためこのような空間にトライしました。


家具もほぼ新調していただき

ローコストでどうにか仕上げることもできました。

携わっていただいた皆様本当にありがとうございました。

さて、このリノベーションデザインもどうにか年末にお引渡しを終え

今年最後の忘年会。


琴似界隈でさあ、飲もうといきまいていたら

どこもかしこも満席。

予約をしなかった自分を恨みました。

二次会で考えていたお店に急遽移動。

そこはまだ入れるとのことで

発寒中央駅まで。


年に一度訪れるジョン&パンチ。

数か月ぶりの焼き鳥を頂く。


縛れ上がる寒さの中到着すると、希少部位が入ったとのことで

牛タンのレアな部分を出していただいた。


怒涛の一年の疲れをいやしてくれるかのような

包み込むかのような、上品な味。。。

たまりません。

そして鳥串。焼き具合も最高。

シロにジャパン。

何が何だかわからない夜を他のお客さんとも堪能し

次年度の抱負を語りあう。

ちょっと先輩のGLAfan_Nとしっぽり。


ということで皆様本年も大変にありがとうございました。

個人的には様々なプロジェクトに参加させていただいたり

お仕事を頂いたり少しずつではありますが前に進んでおります。


ちゃんとした仕事を残してゆきたいという思いがどんどん強くなっております。


次年度は住宅の新築工事のご契約も控え

実りあるせわしい一年となればよいなと思っております。


ブログでの紹介はしておりませんでしたが

最高の打ち合わせには、至福の一杯をとの思いで

ALCHEMIST COFFEEさんとコラボして

GLAブレンド珈琲を作り上げました。

わざわざ、この「森の素形」に来ていただき

雰囲気をつかんでいただきました。

この空間に似つかわしい珈琲を一緒に考えてほしい

との問いから始まったプロジェクト。


無骨ながらも洗練させたGLAブレンド。

相反する珈琲豆を微妙に分量を変えながらテイスティング。

ファビュラスな仕上がりとなっております。


ぜひ、住宅や建築デザインを考えている方は

遊びに来ていただければと思います。


それでは皆様、良いお年をお迎えください!!

来年度もGLAをよろしくお願いいたします。


また現在発売中のReplan123もお正月に読んでいただければ幸いです!!



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