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GLAlog-012/GLAな掛時計

更新日:2020年3月1日


みなさま、こんにちは。

また更新が遅れ気味になってしまいました。

意外に読んで頂けているようで

大変嬉しい限りです。


本日のお題は、掛時計。

今回は気軽に読める内容なので最後までお付き合いください。


某「澪工房」という家具屋さんからのお誘いで

掛時計のコンペをやります、とお声がかかりました。


20000円で販売できるように

コスト感覚も大切にしてくださいとのこと。


澪工房さんといえば

素材のもつ特徴や個の質感を大切にしながら

洗練された意匠をもって家具に仕立ててゆく素敵な家具屋さんです。



GLAもこれまで大変お世話になっており

自邸のソファーをお願いしたり

いくつかチェアを使わせていただいております。


そんなステキなお店に似つかわしい掛時計。

そのお店にいらっしゃる方が買いたくなるような時計。


そして、最優秀賞の方には

デザインした時計が製作されて記念贈呈されるという話だ。


じつは


。。。。。。


わが家には時計がない。。。


探していたのである。


この空間に似つかわしい時計を。


その依頼を快諾し

何が何でも最優秀賞をもぎ取らなければならない。


さて、どんなデザインが良いのだろうか。

プロダクトデザインというものは

建築と違って

「機能」以外にデザインのヒントがない。。。

自分でコンセプトを決めなければならないのである。


唯一「澪工房」製ということがその他のヒントである。

木を使用すること。

それも、無垢材である。

それが不可欠な与題でもあった。


20000円


原価を適当に設定する。

なるべく少ない部材でコストを落とし、

手間を少しかけよう。

そんな問答を繰り返し

手に入りそうなできるだけ薄い板で構成しようと考えた。


澪らしさ。。。

洗練されたデザイン。。。


う~ん。

洗練されているだけでは

GLAらしさがない。。。

おそらくきれいな作品は

他のデザイナーや建築家が考えるだろう。


建築家らしさも出したい。


板、板、板、

いた、いた、いた、

イタ、イタ、イタ。。。。。


そうこうすると、

日本古来からある組子の発想が出てきた。

しかし、複雑すぎる素敵なデザインは当然予算オーバー。


シンプルに縦横の